教員名: 趙 慧欣, Zhao Huixin

1. 基本情報

学位中国文学博士、修士(教育)
職名教授
学歴(最終学歴)平成15年 7月 中国南開大学 博士課程 漢語文字学専攻
職歴(過去のポイントとなる職歴)昭和60年 4月 山陽学園大学非常勤講師
昭和60年 4月 就実女子大学非常勤講師
昭和62年 4月 岐阜女子大日本語教員養成コース講師
平成7年 4月 吉備国際大学非常勤講師
平成7年 4月 倉敷芸術科学大学専任講師
平成7年 4月 岡山大学非常勤講師
所属教学機構 グローバルセンター
生年(和歴、年)昭和34年
職歴(現職となった年月)平成19年 4月 倉敷芸術科学大学 教授
大学院における研究指導、担当資格の有無

2. 教育活動

1. 担当授業科目
平成30年度中国語Ⅰ、中国語Ⅱ、卒業研究
令和元年度中国語Ⅰ、中国語Ⅱ、卒業研究
令和3年度倉敷芸術科学大学 中国語Ⅰ(火曜日Ⅰ時限、水曜日Ⅰ時限)中国語Ⅱ(火曜日Ⅰ時限、水曜日) 岡山理科大学 中国語Ⅰ中国語Ⅱ(火曜日Ⅲ時限、Ⅳ時限)
令和4年度倉敷芸術科学大学 中国語Ⅰ(火曜日Ⅰ時限、水曜日Ⅰ時限)中国語Ⅱ(火曜日Ⅰ時限、水曜日)岡山理科大学 中国語Ⅰ中国語Ⅱ(火曜日Ⅲ時限、Ⅳ時限)
令和6年度令和6年度 中国語 Ⅰ 中国語Ⅱ 機管理学部 3年次 ゼミ  4年次卒業研究 
2. 授業外指導の状況
オフィスアワー水曜日2時限
リメディアル教育
3. 教育実践・授業改善に関する事項
教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)日本人中国語学習者に漢字を教えなくてもできるという利点を生かせて、発音と文法に時間を掛けて、語順を覚えさせて、暗記した文を黒板に書かせることで、とても言い成果を挙げている。本文の内容を参考に作文を書かせているし、又それを暗記して発表させている。学生はみんな自主的に手を上げて発表してくれる。コミュニケ-ショウンの基本づ作りをすると同時に表現意欲も育てている
作成した教科書、教材、参考書オリジナル中国語教材の研究および表現力アップできる教材の編集作成を行ている。
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
その他教育活動上特記すべき事項

3. 研究活動

1. 専門分野、研究テーマ、キーワード
分野文学 日本語教育、中国語言文字学
分科文法論 意味論 語用論
細目名中国語における副詞の動詞に対する制限関係の研究 日本語における接続表現 中国語と対応しない日本語の受身表現
研究テーマ動詞を中心に否定表現の意味的構造およびその制限作用の手がかり  副詞の意志動詞に対する制限作用   
キーワード 述語成分 制限 否定 部分否定、完全否定 連文職能 接続表現 動作主 受身Bがされた 意志動詞 非意志動詞 副詞 瞬間動詞 
所属学会世界漢語教学学会会員、中国語学会、日本語中国語研究学会、東アジア日本研究学会、表現学会
2. 著書・論文・作品
著書、論文、作品等の名称 著書、論文、作品の区別 単著、共著の別 発行または発表年月 発行所、発表雑誌(及び巻・号)等の名称 編者・著者名(共著の場合のみ) 該当ページ情報
速記日語高頻度詞(辞典) 著書 共著 平成21年 8月 大連理工大学出版社
日本語類義語辨析(辞典) 著書 共著 平成21年 8月 大连理工大学大学出版社
新编汉日经济贸易(金融辞典上) 著書 共著 平成24年 8月 中国財政出版社
新编汉日经济贸易(金融辞典中) 著書 共著 平成25年 8月 中国財政出版社
新编汉日经济贸易(金融辞典下) 論文 共著 平成26年 8月 中国財政出版社 張 录賢編集 第二著者 
簡明日漢漢日経貿辞典 作品 共著 平成26年 10月 商務印書館 張 录賢編集 第二著者 
3. 展覧会・学会等
開催期間 展覧会・学会等の名称 開催場所 発表・展示等の内容等 種別
平成22年 12月 日中比較学会 中国広州外国語大学 否定表現に関する 発表 学会
平成23年 8月 日中比較学会 黒竜江大学 学会
平成26年 8月 日中比較学会 北京大学 部分否定完全否定について パネル発表
中国語の否定手段は、否定副詞と範囲副詞の語順の移転によって成立するが、日本語の場合は、複数の意味を持つ言葉と形式体言「わけ」、「こと」、又格助詞「は」を使って文末に「ない」を用いて成立する
学会
平成29年 9月 17日 洪堡論壇日本学研究と翻訳論壇会議 北京経貿大学 中国語と対応しない日本語の受身表現及び中国語訳について
中国語に訳す場合受身「される」に対応する言葉「被」使われていない結論が認められる
主語が表れる、複数の主語、確定しない主語に訳すことができる。「多少年来,从古至今,突然」「很多人,大家都,一般来说」などの言葉に訳されている。
平成30年 8月 8日 〜 平成30年 12月 6日 中国魯東大学「東アジア日本学研究学会、第一回国際シンポジウム」受身表現「Bがされた」を発表した 中国華僑大学 日本語の受身表現「Bがされた」用法上の規則の手掛り及び中国語に訳す場合 動作主の無い受身表現「Bがされる」次のような傾向の言葉と同時に現れる 
1、時間の面から、「突然」、又「永久」 2、物の場合「存在」又は「消失」3、世間の出来事「発表、事件」4、慣習の面から「昔から今までの事実」「世間の決り、約束」5、引用「言われる」「伝えている」6、制限性「限られる」 7、必要性「必要される」 8、通常の判断「思われる、とされる」
4. 外部資金の獲得(概ね5年以内の状況)
(1)受託研究・共同研究、科研費、その他の補助金等の状況
研究期間(年月) 研究テーマ 研究費 受託 / 共同 補助機関名称等
 
(2)特許出願・取得状況
出願、取得の別 出願取得年月 特許概要(出願名称、特許番号等)
 

4. 学内活動(主に学内での活動)

役職、各種委員会参加学生生活支援センタ-員 グロバルセンタ-員 
部活動顧問、教育GP支援活動
授業公開、公開講座、研究室公開、生涯学習講座
その他

5. 学外活動(主に学外での活動)

外部委員の委嘱
地域貢献活動
出前授業、講演会、公開講座、生涯学習講座
その他

6. 今後の自己改善目標

退学を減らすために、親切に学生と接して、笑顔で声を掛けたりすることがとても大事だと思う。退学した学生がきっと自分の居場所が見つからなかったから退学したのではかと想像している。学生募集に力を入れていると同時に在学生の支援も疎かにしてはならないと痛感している。留学生のために発声していきたい。又語学教育の基本は表現力身に付けることを主張していきたい。
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