教員名: 大川 元久, Ohkawa Motohisa

1. 基本情報

学位博士(医学)
職名教授
学歴(最終学歴)平成9年 3月 大阪大阪大学大学院医学研究科博士課程
職歴(過去のポイントとなる職歴)平成13年 10月 川崎医大救急医学(ドクターヘリ担当医) 講師
平成19年 4月 岡山大学医学部救急科助教(平成24年3月退職)
所属生命科学部 健康科学科
生年(和歴、年)昭和34年
職歴(現職となった年月)平成24年 4月 倉敷芸術科学大学 教授(現在に至る)
大学院における研究指導、担当資格の有無

2. 教育活動

1. 担当授業科目
令和元年度病理学I, 医学概論, 臨床病態学Ⅰ,Ⅱ,III,Ⅳ、脳外科学、 (院)救急・災害医療の実践教育研究/演習, (院)特別研究, (院)救急・災害医療の実践教育研究/演習(通信制), (院)特別研究(通信制)
令和2年度病理学I, 医学概論, 臨床病態学Ⅰ,Ⅱ,III,Ⅳ、脳外科学、 (院)救急・災害医療の実践教育研究/演習, (院)特別研究, (院)救急・災害医療の実践教育研究/演習(通信制), (院)特別研究(通信制)
令和3年度病理学I, 医学概論, 臨床病態学Ⅰ,Ⅱ,III,Ⅳ、脳外科学、整形外科学、精神医学、ゼミナール、卒業研究 (院)救急・災害医療の実践教育研究/演習, (院)特別研究, (院)救急・災害医療の実践教育研究/演習(通信制), (院)特別研究(通信制)、
令和4年度病理学I, 医学概論, 臨床病態学Ⅰ,Ⅱ,III,Ⅳ、脳外科学、精神医学、ゼミナール、卒業研究 (院)救急・災害医療の実践教育研究/演習, (院)特別研究, (院)救急・災害医療の実践教育研究/演習(通信制), (院)特別研究(通信制)
令和6年度病理学I, 医学概論, 臨床病態学Ⅰ,Ⅱ,III,Ⅳ、脳外科学、精神医学、ゼミナール、卒業研究 (院)救急・災害医療の実践教育研究/演習, (院)特別研究, (院)救急・災害医療の実践教育研究/演習(通信制), (院)特別研究(通信制)
2. 授業外指導の状況
オフィスアワー毎週水曜日
リメディアル教育
3. 教育実践・授業改善に関する事項
教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)WEBclassよる双方向コミュニケーションの充実。医学教育法PBLの導入。病理学Ⅰでは班別評価を基準に各学生の成績評価を行う。
作成した教科書、教材、参考書
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
その他教育活動上特記すべき事項倉敷市地域包括支援事業に参加し高齢者の健康(とくに認知症)についての啓蒙活動に参加。西日本豪雨災害の被災者たちとの交流を行っている。

3. 研究活動

1. 専門分野、研究テーマ、キーワード
分野医歯薬学
分科外科系臨床医学
細目名救急医学
研究テーマ航空医療学、救急医療教育、病院前救急医療、救急医療システム、脳外科救急における脳蘇生、外傷外科教育、認知症、フレイル、サルコペニア
キーワード卒前教育、医療教育、ドクターヘリ、病院前救急、脳神経外科、外傷外科、心肺蘇生、脳蘇生、認知症、高齢者救急医療
所属学会日本救急医学会(救急医学会専門医)、日本脳神経外科学会(脳神経外科専門医)、日本航空医療学会(ドクターヘリ専門医)、日本臨床救急医学会、日本集団災害医学学会、日本医療教授システム学会、日本認知症予防学会、日本認知症学会
2. 著書・論文・作品
著書、論文、作品等の名称 著書、論文、作品の区別 単著、共著の別 発行または発表年月 発行所、発表雑誌(及び巻・号)等の名称 編者・著者名(共著の場合のみ) 該当ページ情報
In vitro assessments for neurotoxicity of antitumor agents before local administration into central nervous systems 論文 共著 平成8年 Anticancer Res 16(1) Moriuchi S, Shimizu K, Miyao Y, Yamada M, Ohkawa M, Hayakawa T 135-140
未破裂脳動脈瘤の治療における虚血合併症とその予防 論文 共著 平成10年 脳卒中の外科27(6) 松本 勝美,赤木 功人,安部 倉信,大川 元久,岩佐 信孝,秋山 智洋 170
Characterization of monoclonal antibody ONS-M21 and the trial for clinical application 論文 共著 平成10年 Neuroimmunological Research VOL.11 K TAMURA, H KISHIMA,  Y MIYAO, M OKAWA, T OTOMO, J MATSUZAKI, M TSUCHIYA , K AKAMATSU, K SHIMIZU 40-43
Anticonvulsant-induced Suppression of IFN-γ Production by Lymphocytes Obtained from Cervical Lymph Nodes in Glioma-bearing Mice 論文 共著 平成12年 Journal of Neuro-Oncology Vol 47( 2) K TAMURA, H KISHIMA,  Y MIYAO, M OKAWA, T OTOMO, J MATSUZAKI, M TSUCHIYA , K AKAMATSU, K SHIMIZU 125-132
重症小脳梗塞に対する外科的減圧術の治療後転帰の検討 論文 共著 平成12年 Neurosurgical Emergency, 5(1) 大川元久,赤木功人,安部倉信,松本勝美,田崎修,富島隆裕,奥憲一 35-38
自動打釘機による頭蓋内釘の1例 論文 共著 平成14年 日本臨床救急医学会雑誌, 5(2) 大條晴子, 大川元久, 熊田恵介, 青木正典, 岡本定久, 福田充宏, 小濱啓次, 平野一宏 240
Changes of the microangio architecture in local cerebral ischemia and its local reperfusion model of a rat was observed using monocromatized x-ray 論文 単著 平成14年 SPring-8 User Experiment Report 2002,9 p.2-3
頻度の高い症状の診断と対処 発熱 著書 共著 平成17年 救急研修標準テキスト 医学書院 日本救急医学会監修 183-186
高速道路上多重事故に対するドクターヘリ対応の問題点 論文 共著 平成17年 日本航空医療学会雑誌 6(0) 荻野隆光,石原 諭,堀内郁雄,大川元久,石丸 剛,宮崎修平,鈴木幸一郎 29-32
岡山大学病院救急科において入院加療した熱傷症例の検討 論文 共著 平成22年 日本熱傷学会機関誌 36(1) 多田圭太郎 , 長野修 , 氏家良人 , 湯本哲也 , 安藤美穂 , 芝直基 , 佐藤圭路 , 大川元久 , 市場晋吾 31-37
Overheated and melted intracranial pressure transducer as cause of thermal brain injury during magnetic resonance imaging 論文 共著 平成24年 J Neurosurg. (6) Tanaka R, Yumoto T, Shiba N, Ohkawa M, Yasuhara T, Ichikawa T, Tokunaga K, Date I, Ujike Y
航空機を模擬した機械的振動がおよぼす医療機器への影響 論文 共著 平成24年 日本航空医療学会雑誌 13(1) 三戸惠一郎 , 大川元久 , 平野 知 19-26
ドクターヘリ搭載各種医療機器の機能評価 論文 共著 平成24年 ICUとCCU 36(8) 大川元久, 多田圭太郎, 氏家良人 593-596
デジタルペンとスマートフォンを用いた病院前傷病者情報共有システムの香川県への導入事例について 論文 共著 平成25年 3月 日本臨床救急医学会雑誌 17(3): 418 -424 2014 笠井武志, 大川元, 小村隆史 418 -424
Predictors of Hypertension in Survivors of the Great East Japan Earthquake, 2011:A Cross-sectional Study 論文 共著 平成28年 2月 Prehospital and Disaster Medicine,Vol. 31, No. 1 Reiichiro Tanaka, MD,Motohisa Ohkawa, MD, PhD,Yoshihito Ujike, MD, PhD 1-10
3. 展覧会・学会等
開催期間 展覧会・学会等の名称 開催場所 発表・展示等の内容等 種別
平成22年 6月 〜 平成22年 6月 第24回日本神経救急学会 大阪 精神科病院で心肺停止に至った 抗NMDA 受容体抗体陽性 傍腫瘍性辺縁系脳炎 学会
平成22年 11月 〜 平成22年 11月 第17回日本航空医療学会総会シンポジウムⅡ 札幌 消防・防災ヘリの救急活動における課題と将来像 学会
平成23年 2月 〜 平成23年 2月 第16回日本集団災害医学会 金沢 集団災害訓練シナリオのアニメ化による実習による教育 学会
平成23年 5月 〜 平成23年 5月 第25回日本外傷学会 大阪 CPAで搬送された Talk & Die の2例 学会
平成23年 6月 〜 平成23年 6月 第14回日本臨床救急医学会・パネルディスカッション2 札幌 航空機を用いた救急医療―現状と展望 学会
平成24年 1月 〜 平成24年 1月 第17回日本集団災害医学会 神戸 災害図上訓練DIGの高等教育への効果と可能性 学会
平成24年 1月 〜 平成24年 1月 第17回日本集団災害医学会 神戸 災害図上訓練DIGの高等教育への効果と可能性 学会
平成24年 1月 〜 平成24年 1月 第17回日本脳神経外科救急学会 東京 “緊急度・重症度”という共通言語から救急外傷スコア(EMTRAS)を考える 学会
平成24年 6月 〜 平成24年 6月 第15回日本臨床救急医学会・パネルディスカッション2 熊本 Skypeによる災害医療遠隔講義~エルサルバドルから倉敷へ~ 学会
平成25年 1月 〜 平成25年 1月 第5回日本医療教授システム学会 東京 一般市民への心肺蘇生法の普及・啓蒙活動のためのYouTubeを用いた e-learninng 教材作成の試み 学会
平成25年 10月 〜 平成25年 10月 第41回日本救急医学会学術集会 東京 小中学校BLS教育のためのe-ラーニング(ICT)普及用動画教材の作成の試み 学会
平成26年 1月 11日 〜 平成26年 1月 12日 第19回日本脳神経外科救急学会学術集会 富山 真庭保健医療圏の意識障害患者の救急搬送について 学会
平成27年 3月 5日 〜 平成27年 3月 6日 第7回日本医療教授システム学会総会 東京 卒業研究のための学習の過程にソーシャル・ネットワーキング・サービスを用いてその動機づけに活用する試み 学会
平成27年 6月 11日 〜 平成27年 6月 12日 第29回日本外傷学会総会・学術集会 札幌 デジタルペンを用いた患者情報記録伝送システムにて良好なチーム医療が形成できた一例 学会
平成28年 1月 29日 〜 平成28年 1月 30日 第21回日本脳神経外科救急学会 東京 インストラクショナル・デザイン(ID)を用いたBLS教育 学会
平成28年 1月 29日 〜 平成28年 1月 30日 第21回日本脳神経外科救急学会 東京 認知症患者の医療受診が遅れた一症例 学会
平成30年 10月 20日 〜 平成30年 10月 21日 第8回 世界手技療法会議 岡山 倉敷芸術科学大学 特別講演「脳神経外科医から見た手技療法の一例」およびパネルディスカッション「手技療法の未来」に
脳外科医として西洋医学からみた東洋医学のアプローチの違いや、手技療法がどのような位置づけとなっているのかという現状と今後の普及、あり方、その安全性と効果を確保するための教育の必要性や可能性をsubluxationの医学的問題点をあげて発表した。
学会
令和2年 8月 7日 〜 令和2年 9月 7日 第4回日本脳神経外科認知症学会学術総会 大阪 認知症の臨床において摂食や嚥下機能の低下の問題は重要である。特にサルコペニア・フレイルの悪循環でかつ誤嚥性肺炎をきたし生命予後に大きく影響する。嚥下障害を背景に有すことが多い血管性認知症患者のリハビリテーションを中心としたケアが奏功した3症例を報告した。 学会
4. 外部資金の獲得(概ね5年以内の状況)
(1)受託研究・共同研究、科研費、その他の補助金等の状況
研究期間(年月) 研究テーマ 研究費 受託 / 共同 補助機関名称等
 
(2)特許出願・取得状況
出願、取得の別 出願取得年月 特許概要(出願名称、特許番号等)
 

4. 学内活動(主に学内での活動)

役職、各種委員会参加 安全衛生委員会
部活動顧問、教育GP支援活動
授業公開、公開講座、研究室公開、生涯学習講座
その他厚生労働省が推進する地域包括システムにおける医療システムの変化が病院前医療に与える影響を講義において学生に伝えるように工夫する。

5. 学外活動(主に学外での活動)

外部委員の委嘱
地域貢献活動西日本豪災害被災地の倉敷市真備地域の被災された方たちに健康相談や講演を実施する。
出前授業、講演会、公開講座、生涯学習講座倉敷市玉島地域、真備地域への地域包括ケアシステムの連携事務所から認知症予防講演(新オレンジプランに基づく)を行う。
その他厚生労働省の認知症施策推進総合戦略:「新オレンジプラン」に基づき研究活動や広報活動を学内外で積極的に行う。また地域包括システムにおける公的支援センターと共同で活動を行っていく。

6. 今後の自己改善目標

コロナ禍で学生たちを含め慣れてきたonline 形式の講義を臨機応変に活用する。Google Classroomの活用で双方向コミュニケーションの充実を図る。シラバスを講義毎にアウトラインとして提示し講義に対する自宅学習(予復習等)の支援としていく。
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